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1988年アメリカ映画
シンデレラストーリーで、当時では全盛期の投資銀行のM &Aブームに乗っかったラブストーリーにもなってます。仕事や恋もうまくいかない女性が最後には手に入れる終わり方が気持ちのいい映画だと思います。
私は息詰まったり、自分を奮い立たせたいって時に年に何度も観返す位大好きな映画です。
当時のテレビでの放映慣れなのか吹き替えが心地よくて(笑)この映画に関しては吹き替えで観ます。
若かりしメラニー・グリフィスが下着姿で掃除機をかける姿も滑稽ながらに可愛いし、これまた若かりしハリソン・フォードがかっこいい!電話で話しながらシャツを着替える、その姿をガラス張りの向こう側の同僚たちに見られてしまっても「どうだい?」と言わんばかりにおどけてみせるのもかわいらしいながらにカッコいい。
恋敵のシガニー・ウィーバーもイヤーな女役で好演してます。
この映画でいかにいくら頑張っても報われない事が多く頭を使ってうまく立ち回らないとキッカケは掴めないしのしあがれないという厳しさを感じることが再認識させられる。でも、これ系の映画、好きなんだよねぇ〜〜〜こんな事本気でできる人いないよぉ〜〜って思う。
全体的にニューヨークの街並みを空撮して風景を楽しめたり、音楽も当時の時代を代表する曲だったりする。『Let the River Run』もいまだに聞かれる有名な名曲です。
主役のメラニー・グリフィスは現在65歳、この作品でゴールデングローブ賞を受賞している。もともとドン・ジョンソンが大好きで、その奥さんっていう事でググって知った女優さん。大好きな男性の奥さんというだけで「嫌いレッテル」を貼るところだけど、なぜか彼女の可愛さにメロメロ、逆に「こんな素敵な夫婦はいない」という意識にまでなった。ドン・ジョンソンと2回離婚するという異様な結婚生活、いやお互いいい関係なんでしょ?って思える(笑)最後の結婚歴の旦那さんであるアントニオ・バンデラスは嫌いなんだけどね・・・(現在独身なのかな?)彼女は年々顔を変えちゃってるので変化がちょっとついていけないけど、少なくとも映画当時のメラニーは可愛い。顔と言うより仕草だったり表情がイイ。女である私だけど惚れた。あ、ちなみに娘さんのダコタ・ジョンソン「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」にオーディションで主演を勝ち取り過激な内容とヌードで話題になった。
ハリソン・フォードは言わずもがな、大好きな俳優さん。今や知らない人はいないでしょ?と言うほどの俳優さん。「インディ・ジョーンズ」シリーズで発狂し、数々の作品を見まくって悩殺され、最終的には遅かれ早かれいずれは結婚するとまで妄想できるお方です。(笑)と、言うのも私は誕生日が一緒でして、これだけで運命を感じる・・・笑。あ、この系の話はまた今度。この映画でも仕事でバリバリ働く男性を演じ、職場では見慣れないキュートな女性に惹かれて、その女性の突拍子もないやり方で一緒に仕事を乗り越えていく、いつもの彼の映画のパターンとは逆の役柄。かなりな好演でした。
シガニー・ウィーバーと言ったら、エイリアンと戦う強い女イメージ、あれ?綺麗な服を着てる・・・と違和感を感じるほど(笑)私も強い女性としてのイメージで好きな女優さんなんだけど、この映画ではズルい女、仕事でも恋愛でもイヤーな役。あ、「エイリアン」観たくなってきた・・・
アレック・ボールドウィンは今やお騒がせな俳優さん、有名な話では2021年に映画の撮影中に小道具の銃が誤射してしまうという事件が起きて話題になったし、過去にも色々・・・ありましたね。この映画ではメラニー・グリフィスの元カレ役、熱烈で女性の向上心を好まない、仕事に夢中の彼女の事が大好きだけど自分への愛情の薄さに物足りなさを感じて同棲してる自宅で浮気をしてその現場を抑えられると言う情けない男役。でも決して悪い男ではない、単に生きる目的意識が違っただけ、浮気相手の女性とはその後付き合って、仕事も順調になってる事を後半で語っているし、普通に会話をしていい別れ方になってる。
時代を象徴する映画、今見るとものすごく時代を感じるけど、生きるエネルギーを感じる事のできる映画だと思います。寝る前2時間だけ時間を作って観てから寝てみて下さい。いい夢をみて朝起きたら元気になってると思います。
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