【STATIONARY】銀座散策。itoyaとアンコーラ

時間を見つけてはどこに行けるか考えるのが私の癖で、「あ、ここじゃ時間足りないな」など、スケジュールを組むのが好きです。この日もお昼過ぎから時間があったので、「あ！銀座のitoyaさんにインクを見に行って、美味しいものでも食べよう！」とろくに仕事もこなしていないのに、実行した日でした（笑）

銀座の「伊東屋」さんは老舗の文房具屋さん、実はキレイになってから初めて・・・だと思います。大昔に「なにか」を買いに行った覚えはあるけど、狭くて何がどこにあるかよくわからなくて楽しめなかった覚えが・・・

今回はインクが見たいと目的があったので、ワクワクしての突入です。

この狭さの変化はありませんが、明るくキレイで見やすい店内でしたが、休日という事もあって、大混雑・・・見本のオブジェで座り込んで遊び出すカップルや退屈で暴れ走り出すキッズ、泣き出す赤ちゃん、迷って呆然と立ち尽くす異国の旅人、老人、ババアの集団・・・カオス・・・

とにかく何を見るのも行列やただたたずんでるカップルやらで壁の商品を見るのも苦労。

なんとか時間をかけてインクも探したけど、見本と商品が合致しなくて、聞くにも聞けず（店員さんがいない）断念しました。気になるものがたくさんあったけど、見てて落ち着かないので辞めました。

デザインペーパーで気になるのがたくさんあったので、数枚購入。大き過ぎて撮影できないので、使用した際に撮影したいと思います。

破けてるのがあったりして、欲しかったけどガッカリ・・・取り出すのに苦労するから仕方ないのかなぁ・・・あれ、欲しかったなぁ・・・

会計の時に「平日はもっと空いてますか？」と聞いてみたら「そうですねぇ、土日はどうしてもこんな感じで・・・でも最近はこんな感じですかね？春節で旅行の方が増えてますので」っておっしゃってました。文具は全国共通なんですかね？他国生産のものが多く感じるけど、そうでもないのかな？

うろうろはしたけど、1時間くらいだったのかな？

お腹が空いてるけど、こんな感じじゃ落ち着かないなぁって思って、次なる目的地へ・・・

以前から行ってはいけない場所No.1と独断と偏見で思っていた場所。

「アンコーラ」さん

万年筆や文房具の専門店。文具好きの人なら一度や二度訪れたい訪れる場所。聖地ですね。

店内はもすごくキラキラ！

ネットで検索して何度も見た景色。インクボトルが可愛い！定期的に行われるインク工房というイベントでオリジナルのインクカラーを調合してくれて、この可愛い瓶に入れてくれます(๑>◡<๑)

店内を目まぐるしくキョロキョロ、インクをジロジロしてるとカラー見本の冊子を「よかったらどうぞご覧ください」と差し出していただきました。じっくり舐め回すようにみてるとその見方から「尋常じゃないなこいつ」と思われたのか店員さんに「よかったらお話しお伺いしましょうか？」と、声を掛けていただきました。運よくお客さんがまばらで空いてたので「お時間あったらゆっくり試し書きもできますので・・・」とおっしゃっていただけて、「こんな色のインクを探してます」という妄想をお伝えすると「いくつかお出ししますので、奥で試し書きを・・・」と案内されて奥の席へ・・・

素敵なガラスペンでいくつか出していただき、試し書き。ガラスペンがとっても書きやすくて、インクもキレイな色ばかりで迷う。しかもたまたまなのか店員さんの上手さなのかフラッシュ現象が多発、お互い盛り上がってしまって、「すごい素敵〜〜〜〜〜〜〜！」と大興奮。

インクのフラッシュとはインクが濃く溜まってしまって乾いた際にそもそものインクのカラーとは異なった色や光沢、ラメのような効果が出る事を言います。同じ条件でも紙が違ったらフラッシュがなかったり、思ってる以上にフラッシュが出たりして、それを見るのもインクの楽しみだったりします。それを知ってますます沼リマした。下の写真がフラッシュの例ボトルの部分にぼやかしたらグリーンにブルーがチラホラ見えます。

結果、たくさんインク買っちゃいました(๑>◡<๑)

探してるカラーとはかけ離れたカラーなんですが特にお気に入りになってしまったのがこちらの海外向けに作られたインク。国内の店舗では販売がないらしく、「アンコーラ」さんだけで入手できます。日本らしく万葉インクと名付けられ、カラーネーミングも和風。私は淡いグリーン「Koke」と淡いブルーの「Nadeshiko」（写真がなんか汚い）

在庫を用意していただいてる間に店内をうろうろしていると万年筆をカスタマイズできるコーナー。（まぁ店頭にあるので気付いてましたが・・・今回はインクだけ！って思っていたのでみないようにしていたけど、見ちゃって、店員さんとお話ししてたらその気に・・・）なんでも限定のカラーがあって、もう在庫があるかぎりで終わってしまうと聞いたら・・・ねぇ？